【勇気づけの子育て】
この日は朝から嬉しい事がありました
3歳3か月の息子が、私のお弁当を作ってくれました
優しさに、成長に、感動してしまいました
料理の大好きな息子
本人のやりたがる時だけ、強制せずに、拒否せずに料理をしてもらった結果
ほぼ毎日夕飯は作り、二日に一度は自分のお弁当を作るようになりました
たまご料理は得意で、私が勝手に卵を割ると、やりたかったと怒られるので、
朝やりたいかどうか聞きました
私「今からお弁当作るんだけど、卵焼きつくる」
すると、すぐにキッチンに飛んできて、冷蔵庫から卵を出し始めました
私が独り言で、
私「あ、今日は私もお弁当作らなきゃ」
と言うと、
息子「お母さんもお弁当?じゃあたまご2個ね」
と、卵を2個取り出し、卵焼きを作り始めました
私「え!?お母さんのも作ってくれるの?嬉しーい」
息子は、なれた手つきで卵焼きを作ると、
息子「ちいさくねー。食べやすいからねー。」と言いながら細かくちぎって、
自分のお弁当箱と、私のお弁当箱に盛り付けてくれました
最近、私が8か月の娘の離乳食を食べやすいように小さく手でちぎるので、
それを真似したようです。
その他、ごはんと、冷蔵庫に合った野菜炒めを盛り付けて完成です。
そして、
息子「僕はこっちのバッグつかうから、貸してあげる」
と、いつも使っているピンクのお気に入りのランチバッグを私に貸してくれました
ランチバッグに私のお弁当箱を入れ(お箸は入れず)、渡してくれました。
私は、淡々と当たり前のように作業する息子を見て、
ただ成長にビックリし、してくれた事に嬉しくなりました
私「カイー、ランチバッグ貸してくれるの!?お弁当ありがとう。お昼楽しみだなぁ」
息子の気持ちと行動が心底嬉しかったです
この日は、お箸を忘れた事を指摘してやる気をくじきたくなかったので、お箸が入っていない事には触れず、車にあったはずの割りばしを使う事にします。
そして、こんな風に自分の気持ちに感動がある時には、「なんて声かけしよう」とか「どうすれば勇気づけられるか」なんて考えずに、自分の嬉しい気持ち、感謝の気持ちがすんなり言葉になって出ていくんだと気づきました
ちょっと塩気のたりないお弁当は、とっても美味しく感じました
そして夕方息子に会った時に感謝を伝えました
私「カイ、作ってくれたお弁当美味しかったよ。ランチバッグも貸してくれてありがとう。嬉しかったよ」
息子はニヤっとだけし、その話題には触れてくれませんでしたが、それでいいんです
息子にしてみたら、特別な事をしたわけじゃないのかもしれませんね
子どもが興味を持ったものを、子どもを信頼しやらせてみる
この事で、子どもがグングン伸びていく事を目の当たりにした日でした