【勇気づけの子育て】
フジテレビ系で放送中のドラマ「嫌われる勇気」(毎週木曜午後10時~)
原案は大ベストセラーとなっているアドラー心理学の本、『嫌われる勇気』(岸見一郎、古賀史健共著、ダイヤモンド社)
このブログは『勇気づけの子育て実践記録』ですが、『勇気づけ』はアドラー心理学の考えに基づいています
ドラマ『嫌われる勇気』で語られる理論は子育てでも活用できますよ
今回は第3話から、私が実践してみた勇気づけの子育てポイントをお伝えします
ドラマの中で「課題の分離」って考え方が出てきました
これはちょうど先週の子育てセミナー「SMILE(スマイル) 愛と勇気づけの子育てセミナー 第4章 誰の課題でしょう」で受講生の皆さんと復習した所です
子育てで考えると、課題は「子どもの課題」、「親の課題」に分かれます
そして、正しい手続きを行って「共同の課題」として扱う事ができる課題もあります。
私は、子どもに口出ししたくなった時、「誰の課題かな?」と考えるようにしています
子どもの課題に勝手に口出しすると、親のせいにしたり、依存したり、自分で課題に取り組まなくなったりする事もあります
わたしは、子ども達には「自分の事は自分で決めて行動できる子」になって欲しいので、子どもの課題に口出しせず、見守り、失敗も含めた体験から学んでもらいたいと思っています
何を着るかを決めるのは「子どもの課題」です
3歳の息子は、自分で洋服が選べますし、寒ければ洋服を着ると温かくいられるという事も知っています
だから、いくら寒くても強制的に厚着はさせません
寒い夜、「今日はパジャマ着ない!」と裸で寝た事もありました
冬に裸足だったり、半そでだったり、靴下無しは日常です
でも、何も言わずそのままお出かけします
息子が「寒―い」
と言えば、
私「そっか、寒いんだね」
と共感はしますが、助けません
でも、
息子が「おばあちゃん、寒-い、ジャンバー貸してー」
と人にヘルプを頼むならそれは「息子の課題」なので、口出ししません
そんな事を繰り返していたら、先日、雪で今年一番寒い朝、玄関を開けると
息子「あー、雪だ。寒いねー。 あ、ジャンバー持ってくる。ちょっと待ってて―」
といい、寒い日に自分の意思でジャンバーを着て出かけました
親が「寒いから上着着なさい!」と、息子の課題に口出しをしていたら、
自分の体温管理をする能力は身に付きませんね
「課題分け」を意識した子育てで、子どもの自分で考えて行動するスキルがグングン伸びているのを実感しています