【勇気づけの子育て】
寒かったこの日、アイスをレンジで温める事を思いついた息子
さー、どうしましょう
家に帰ってくると、
息子「良い事考えた! アイスをレンジで温める!今日は寒いからね」
どや顔の息子、自分のアイデアに自信満々です
息子「おかあさん、レンジ開けてくださーい!」
さー、家事の前に丁寧に対応する事にしました。
私「アイスをレンジに入れたいんだ。なんで」
息子「アイスが冷たいから。レンジで温めるの」
私「アイスをレンジに入れるとどうなるか知ってる?
レンジに入れるとどうなるか知らない息子に、
どうするか強制はせず、息子に任せます
息子「やだ。入れる。おかあさん、レンジ開けて!」
私「そっか、入れるんだ。 一つお願いしてもいいかな? 溶けたらレンジが汚れちゃうから、お皿に乗せてやってくれない」
息子「うん、分かった」
私「ありがとう。レンジが汚れなくて助かるよ」
と言って、レンジを開けました
閉める事、スタートする事は息子が出来るので、
チョコが溶けたいい匂いがしてきて、自動で調理終了です
わくわくの息子はアイスのコーンを持ち上げて困惑顔
息子「溶けた。あったかい・・・」
ここで私が、「だから言ったでしょー!」と言っては、
ここでは、息子が脳みそフル回転させてるのが分かったので、
ふにゃふにゃのコーンは、「これヤダ」
そして、スプーンを出してテーブルに
スプーンでグルグルかき混ぜ・・・
息子「これキライ。食べない。ごちそうさまでした」
と言って、流しに置いてしまいました
そして、遊びに戻っていきました
今回、息子は食べたかったアイスを自分の失敗でムダにしました
でも、泣く事もせず、ダダもこねず、
アイスをレンジに入れるとどうなるのか、
きっと息子はこの先アイスをレンジに入れるとは言わないでしょう
50円分の無駄にしてしまったアイスから息子が得たものは大きか
もし、私が無理やりレンジに入れさせなかったら、
もし、私がいれた事をとがめていたら、
今日の息子のこの学びのチャンスを奪ってしまっていました
失敗すると分かっていても、子どもを信頼し、任せてみると、
どんな状況からでも、
私は子どもたちにそんな子になって欲しいと思っています