【勇気づけ】マネをして覚える

【勇気づけの子育て】

何も教えなくても、見て覚えます

子ども達には自ら学習する能力が備わっているんですね

1歳2ヶ月の第２子、アイリ

周りのマネをしたり、自分の意思を表現する事が上手になってきました

お出かけ前、3歳のお兄ちゃんがリュックを背負いだすと、自分のリュックを私の所まで持ってきました

背負いたそうな様子なので、中身を軽くして背負わせていくと、一人で玄関をでていきました

お兄ちゃんや私のマネですねえ

私とお兄ちゃんで料理や洗い物をしているとアイリは抱っこしたがる事が多かったこの頃

構って欲しいのだと思っていたのですが、ふとひらめきました

やりたいのかな

そこで、脚立を隣に置いてみると、全身を使ってよじ登り、お兄ちゃんをじっと観察していました

パパが黒板を拭いていると、近くにあったティッシュでゴシゴシ。同じようにやりたいんですね

言葉が出るのも驚くほど早く、「サンキュー、開けてー、もっとー、抱っこ―、バイバーイ、水―」など、20単語位を駆使して意思表示をします

今日お伝えしたい勇気づけの子育て（アドラー心理学理論）は

『人はもともと「良くなりたい」という気持ちを持っている（優越性の追求）』です

人が生まれた時、「何もできない自分（赤ちゃん）」の周りに「何でも出来る兄弟や大人」がたくさんいます

そして、「その人達のように出来るようになりたい」との想いから、マネをして何度も失敗しながら出来るようになります

歩き方を教えなくても歩けるようになるし、教えなくても家族の変な癖をマネするようになるかもしれません

特に年の近い兄弟がやる事は、親以上に子どもに影響力を持ちます

よく、「二人目の方が言葉が早い」と言われますが、この事も影響しているかもしれませんね

子どもはマネする能力を持っています

だから、子どもに「こうしてほしいな」と思う事があるのなら、まずは自分が行動してみる事をオススメします

そして、「この子には、体験から学び取る能力がある」と信じて、

子どものマネ・体験・失敗から学び取る能力を思う存分発揮する機会を与える事が出来たら、

どんな場所や環境からでも学習できる、生きる力が身につくかもしれませんね