【勇気づけの子育て】
走っちゃいけないルールの所を走り、けがをした息子、2歳
こんな時の言葉がけ一つで、子どもの感じ方に差が出ます
こんな時にかける言葉は
息子の通う園の先生からご報告を受けました
園には「室内は走らない」というルールがあるそうです
今日息子は室内を走り、トイレのドアが開いた瞬間に激突!
結構激しくぶつかったようで、頭にはタンコブと擦り傷を作ってきました
勇気づけの子育てでは、失敗は学びのチャンスだと考えます
息子は走っちゃいけないルールを知っています
それでも走りました
そして、痛い目に合いました
これを、アドラー心理学では、
「自然の結末(自分の行動の結果、自然に起こる結末)」と呼びます。
自然の結末から何を学ぶか、それを決めるのは自分です
ここで親が学んでほしい事について口を出したら、せっかくの「経験から学ぶ」というチャンスが奪われてしまいます
だから、こんな言葉がけはNGです。
「自分が走るからいけないんだよー。先生の言う事聞かなきゃだめでしょ!?ルール守らなかったから痛い思いするんだよ。次から走ったらダメだよ。次ケガしてきても知らないよ
! 」
その変わりに出来る事、それは共感です
私「頭痛そうだね 」
息子「うん 」
私「ぶつかっちゃったの 」
息子「カイが走ってー、ドアがバーンてなって、カイがドーンってなってー、いたいいたいーって先生に言ったの 」
私「そっかー、走ったらドアが開いて、頭にあたっていたかったから、先生に痛いよーっていったんだね 」
息子「うん、いたいいたいよーって言ったの」
私「そっかー、痛かったんだねー。教えてくれてありがとう 」
以上です
これ以上、このケガの件には私からは触れませんでした
息子は、走っちゃいけないのは分かってます。
でも走っちゃった自分が悪いのも知っています。
この経験から、きっと自分なりに何か学んだことでしょう
「自然の結末」から子どもに何か学んでほしいと思う時、多くを語る必要は無いと思います
それよりも、子どもの気持ちに共感し、「お母さんは僕の気持ちを分かってくれる。いざと言う時にはお母さんに相談しよう!」と思える関係を築いていきたいですね
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【勇気づけ】 失敗体験から学ぶ
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